ぷち遭難体験



先月の3連休の中日、梅雨明けの異常に良い天気だったので嫁さんが、どこか
山でも登ってくれば? と勧めてくれたので、軽い里山クラスの山を登ろうと
急いでPCで検索して、調べていたら、嫁さんが松本市の鉢伏山が景観が素晴
らしいというので、ネットで上の地図を見つけて出かけてきました。

鉢伏山は、高ボッチ高原からクルマで近くまでアプローチができるため、扉温
泉から鉢伏山を目指す人は、ほとんどいなく、実際に見かけた登山者は、一名
のみでした。(笑)

午前9時半頃に扉温泉に到着し、のんびりとわさび沢沿いの登山道を登りました。
この日は、非常に暑い日でしたが、沢沿いの道は涼しく快適な登山となりました。

ところが、営林署小屋を過ぎたあたりで登山道を 見失って沢に出てしまったので
登山道を外れたことに気づき、地図を見るとあまり頂上が遠くなかったので稜線
を目指して道なき道を暫く登ったものの、予想したルートに全く出会えないので、
結局途中ポイントを打ったGPSのポイントまで戻りそのまま下山しました。

で、帰宅後GPSに記録された今日歩いたルートを見てびっくり!
山頂からもっと遠くを歩いていたようです。(大汗)
真ん中の地図が、今日の僕の行程なんですが、途中で旗が立ててあるところが、
営林署小屋のポイントです。 上の地図と全く位置が違います。(爆)
さすがにこれでは、頂上まで行き着かないですね。(笑)

帰宅後、再度検索すると下の地図が見つかりました。

こちらの営林署小屋の位置は、僕のポイントとばっちり一致しているので、
やはりこちらが正解ですね。ネットの情報を鵜呑みにした自分がアホだった
という落ちでした。まぁ、これまでの山登りは、通過ポイントをGPSに打ち込んで
確認しながら登っていたんですが、今回は里山ということで侮っていたと思います。
反省です。しかし、登山道ではない道をこれだけ長時間歩いたのは、初めての経
験で、途中ででっかい野生の鹿が5mほど先を駆け抜けて行った時は、かなりびび
りました。熊じゃなくて良かった。(汗)

嫁さんは、非常に憤ってましたが、個人的には遭難しかけた貴重な体験だったと
思っています。やはり、情報をしっかり確認することが、大切だと痛感しました。
今回は、道に迷ってもGPSで必ず帰れるという事が分かっていたので、なんとも
ありませんでしたが、パニックにでもなったら、冗談ではなく、遭難ということも
ありえるのかな?と思いました。備えあれば憂い無しです。

2010年8月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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