息子と僕の関係



いよいよ高校受験ということで、できる限り息子の勉強につきあうようにしています。
息子にしたら、鬱陶しくて堪らないとは思いますが、何気に便利だと思ってくれたら
いいんですけどねぇ。(笑)僕自身経験ありますが、子供は親の言うことを理解しない
ものだと思います。かなり効率よく勉強する方法とかノウハウを教えているんですが、
どうも真剣味が足りません。勉強の効率を上げて余裕ができたらゲームでもTVでも大っ
ぴらに観ることができると言っているのに意味もなくグダグダしています。

ちなみに最低でもやって欲しい10のポイントは、以下の通り

1.文章は筋道を追いかけて書き手の主張をシンプルに理解する。
 自分が書く場合は、筋道を分かりやすく書く。

2.文章のポイント、キーワードになるものは、メモとして書き出す。
 数学の文章題なども同様にメモ(もしくは表)で整理する。

3.やる気が無くても身体を動かしてとりあえずなんでも始める。
 「習慣化」を意識して動き始める。

4.練習の時から丁寧に素早く行う。練習でできないものは、本番でもできない!
 全ては、「習慣」にすることにより「負荷」が軽減される。

5.復習は、翌日、1週間後、2週間後、一ヶ月後のルーチンワークとする。
 最も効率の良い(時間が短くなる)復習の間隔を守る。

6.寝る前にその日の勉強を振り返る。
 記憶の強化に効果的。

7.問題は答えを求めるのではなく「解き方」を求め、覚える。
 暗記の種類で「方法の記憶」が最も強力で応用力があるから。

8.覚える必要のあるものは、声を出しながら書いて覚える。
 五感を刺激して記憶の根っこを強くする。

9.繰り返しと積み重ねこそが、最強のやりかた。
 地道な積み重ねの結果が凡才と天才の違いにまでになる。

10.疲れたら「目を閉じて」休む。脳自体は疲れない。
 休み時間にゲームやマンガは、NG!

とりあえず、これくらいはマスターして欲しいです。

自分の両親が商売やってて、僕の兄弟はほぼ放置の状態で育った反動なのか?
僕自身は、子供との時間を多めに取るようにしています。ちょっと「バカ親」
気味なのは、あれですが、子供たちの人生が良い方向へ向かう事を切に祈って
ます。じゃあどんな人生が良い人生なのか?という話になると思いますが、僕
個人的には、死ぬ直前に「ああ面白かった」ってのがいいなぁと思います。
そのためには、いろいろとやっておかないとそうはならないでしょう。(笑)

また、別の見方として「人は幸せになるために生まれてきた」という風にも
考えています。ただ、人それぞれ「幸せの形」が異なるのでいろんな幸せが
あるんだと思います。子供たちがどんな幸せを見つけるのか?楽しみにしてい
ます。もしかしたらそういうものを見る前に死んでしまうかもしれませんが、
人生ってそんなものなのかもしれませんね。

ただ、人間って何か目標とかやりたいことが明確になったら後は横で見ている
だけでいいんですけど、多くの子供と同じくそういうものを見つけるのは、難
しいと思います。考え方を変えて、「自分のやりたいこと」と「自分が他者へ
できること」をリストアップしてその向こう側に自分の姿を見出してみるのも
良い方法だったりします。文字にしてみると物事が明確になることがあります。

普段、時間に流されるように生活をしているとそういう事についてほとんど考
えることがないと思いますが、歳を取ると時々そんなこんなを考えるようにな
りました。SFじゃないですが、この知恵を持ったまま10代に若返ってみた
いです。(爆)

2011年4月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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