人間関係



僕自身、割と暢気でそれほど多くの友達を欲しいと思わない事もあり、比較的孤独を
苦にしない性格であるように感じます。それでも社会で生きていく上で人間関係は、
非常に重要な部分を占めています。最近いろいろと考える上で、昔読んだ本に書いて
あった「選択理論」を思い出して、分かっていても出来ない人の方が多いんだろうな
ぁと思いました。

ちなみに選択理論の内容は以下のようなものです。

引用元
http://www.asahi.com/business/topics/katsuma/TKY201103270071.html

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人は他人に支配されようとは思わない――選択理論

 米国の精神科医、ウィリアム・グラッサーが唱えた「選択理論」は、私たちの行動は、
外からの刺激にどう反応するのが最善か、毎回判断することで成り立っているという考
え方です。そのため、人間一人ひとりの行動は、他人に無理強いされても変えられない
というのです。

 私たちは「上質世界」という、「こんな形で生きたい」と思うイメージをもっていて、
そこに近づくよう行動を選択しています。たとえば一緒にいたい人、所有したり経験し
たりしたいことなどが含まれています。

 私たちは当然、他人からの影響を受けますが、それは配偶者や親友など、上質世界に
含まれている人からの影響が大きいという意味です。

 私たちが、誰を自分の上質世界に入れるのかは、さまざまな付き合いの中で決めてい
ます。興味深いのは、この上質世界に、いったん誰かを入れても、付き合う間に「ある
こと」をされ続けると、その人を上質世界から追い出すのです。それが配偶者ならば離
婚となるし、親友ならば、単なる友人に格下げか絶交することになります。

 その「あること」とは、「相手からコントロールされる」です。

具体的には
〈1〉批判する
〈2〉責める
〈3〉罰する
〈4〉脅す
〈5〉文句を言う
〈6〉ガミガミ言う
〈7〉目先の褒美で釣る

――で、グラッサー博士はこれを、「致命的な七つの習慣」と名付けました。

 では、この習慣に陥らずに相手から信頼されるには、どうすればいいでしょうか。
グラッサー博士は、相手に対して
〈1〉傾聴する
〈2〉支援する
〈3〉励ます
〈4〉尊敬する
〈5〉信頼する
〈6〉受容する
〈7〉意見の違いを交渉する
――を提唱し、これを「身につけたい七つの習慣」と呼んでいます。

 これらの行動原則は、夫婦や友人の関係だけでなく、親子や企業の上司・部下の関係に
も当てはまります。

 上質世界というと分かりにくいのですが、要は、相手を無条件に信頼できるかどうかを、
私たちは常に相手の言動などから判断しているということです。そして、自分たちをコン
トロールしようとする人は、なるべく遠ざけようとしているのです。

 「致命的な七つの習慣」を自分の行動から排除することを心がけていきたいと思います。

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選択理論自体は、知っているんですが、相手が致命的な七つの習慣を持っているとこちらも
同じような行動をしてしまい、悪循環に陥ってしまうんですね。このスパイラルからなかなか
抜け出すことができません。この抜け出せるかどうかが、幸せに生きていけるかどうかのボー
ダーラインなのかもしれません。

2011年10月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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