大菩薩嶺・大菩薩峠登山

GW前半4月29日に息子の百名山巡りのアッシー君として山梨県甲州市(旧塩山市)
と北都留郡丹波山村に跨る、大菩薩嶺(標高2,057m)へ登ってきました。
大菩薩岳(だいぼさつだけ)として日本百名山にも選ばれています。

なんでも大菩薩岳の頂上は林の中で全く眺望が楽しめないために大菩薩峠とセットで
登る人がほとんどなのだそうです。今回は最もお手軽なコース(上日川峠-福ちゃん荘
(分岐)-介山荘(大菩薩峠)-雷岩-大菩薩嶺-唐松尾根-福ちゃん荘-上日川峠)を選び
ました。

天候もよく高速から見た富士山もなかなか男前で大菩薩峠からの眺望を楽しみにしつつ
7時半頃に上日川峠に到着。ほとんど満車状態の駐車場でしたが、幸運にも登山口近く
に駐車でき、7時40分には、登山開始。

ロッジ長兵衛横の登山口より登り始めると暫く右にアスファルトの舗装道路が平行して
伸びているのが見えますが、折角なので登山道を歩きました。(笑)

ウォーミングアップ程度にひと汗かいた頃に分岐のある福ちゃん荘に到着。ここまでは
クルマでも来る事ができそうです。もっとも裂石温泉から歩くルートもあるので、その
あたりは登る人次第ですね。売店のお土産を覗いてから大菩薩峠方面へ進みました。
途中やっているのかどうか分からないような山小屋もありましたが、のんびり歩いて大
菩薩峠の介山荘に到着。結構しっかりした食堂と売店に関心しつつ、大菩薩峠をバック
に記念写真を撮りました。ここから見る妙見ノ頭は、結構かっこいいです。ここから雷
岩までの稜線は、景色が素晴らしく、百名山の所以であると思います。介山荘から少し
登ると富士山の姿も見えてきます。残念ながら頭が雲に隠れていますが、富士山を見る
となんだか嬉しく感じるのは、とても不思議です。

雷岩までは、景色を楽しみながらさらにのんびり登り、雷岩の先の森で食事をしました。
今回は、息子が前の週に購入したガスコンロでラーメンを作って食べました。山では残
ったスープを捨てるのはNGなので、全部飲み干すのが妙にプレッシャーでした。(笑)
ともあれ山での食事は毎度大変美味しく暫く休憩して、森の中の大菩薩嶺(頂上)を目
指しました。雷岩から約10分弱で頂上に到着。三角点とかないと分からないようなと
ころです。ここでも記念写真を撮って再び雷岩へ。いつのまにか登山者が沢山増えてい
たのに驚きつつ、唐松尾根経由で下山開始。

唐松尾根は、正面に富士山や上日川ダムを眺めながらのルートで非常に景色が楽し
めました。ここ最近膝に痛みが出ることが多かったのですが、歩く時間も短めだったこ
ともあり、全く問題ありませんでした。唐松尾根から登ってくる方も多かったのですが、
個人的には、大菩薩峠から登って唐松尾根を降りる方が、景色をより楽しめるように
感じます。あと、百名山ながら初心者向けコースでもあるので、小学生連れの親子がか
なり多かったです。

下りは毎度非常に早く進み、福ちゃん荘へ到着。
休憩も取らずにさらに下山し11時50分頃にロッジ長兵衛に到着。この長兵衛って
昔、ここあたりに宿をやっており、お金を持ってそうな旅人を殺して金品を奪っていた
そうです。(爆)そんな人の名前が残っているのは不思議な気もしますが、仕方があり
ません。

意外と駐車場も車の数が減っており、対向車が来るのを恐れていた僕は、ちょっと安堵
しながら裂石方面へ下りました。案の定バイク4台とクルマ1台程度しか擦れ違わずに
済みました。塩山経由で甲府バイパスを抜けて甲府-昭和ICより高速に乗りました。
3時には、自宅に到着しシャワーを浴びて休憩です。あ〜疲れました。

2013年5月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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