毎年8月に思う事


今年は、戦後70年という事で、安倍首相の談話も出されたり、相変わらず国会や周辺などで安保法案
に反対の情けない状態が続いていますが、日本の歴史教育をしっかりやって、中国のプロパガンダや
韓国のファンタジーに毅然と反論しなければいけないと思います。

今月中国で開催される「抗日戦争勝利70年記念式典」などもまさに「プロパガンダ」そのもの。そも
そも「中国共産党」は日本軍と戦っていません。中華人民共和国は建国70年経過していません。(爆)
戦勝国気取りの韓国も見ていて恥ずかしいですが、韓国内では「戦勝国」という事になっているよう
です。しかし、朝鮮戦争で韓国の為に亡くなったアメリカの若者の遺族の方々は、韓国の大統領が、
このイベントに出席する事をどのように思うでしょうか?

今回の安倍首相の70年談話ですが、一部物足りないところもあるもののバランスの取れたものだった
と思います。なにより、欧米列強のアジアへの侵略・植民地支配をチクリと指摘しているところがい
いです。できたら、この戦争の内容にも触れて頂きたかったと個人的に思っています。まず、大東亜
戦争は、満州事変から始まり、サンフランシスコ条約で終わったと個人的には認識しています。色々
と説はあり、支那事変を普通日中戦争の始まりと言われていますが、当時の満州の事情も考えないと
バランスが悪いと考えます。

また、当時の世界情勢を理解しないと大東亜戦争を理解する事は難しいと思います。アジアの国々が
どのように、またどれだけの期間「植民地」にされ、どのような扱いを受けたのか?まず知るべきで
す。「奴隷制度」についても日本人の理解は浅いと感じます。当時の人種差別の現実は、日本にとっ
て強力な壁だったと思います。アメリカのネイティブ・アメリカンの虐殺、オーストラリアでのアポ
リジニの虐殺など人種差別、あるいは「同じ人間と思わない」という扱いを理解しないと有り得ない
歴史です。

英国、米国、ロシア、オランダ、ドイツなどのアジアでの行ないを前提に日本の歴史をみると随分印
象が変わると思います。

2015年9月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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