手作りマスク製作


明日のナージャ、アンティークミシン!

娘が看護学生という事で、マスクの在庫は比較的多目に持っていたんですが、なか
なかお店にマスクが並ばない事を考えて手作りマスクを作ってみることにしました。
自宅には娘のために昔購入した「明日のナージャ、アンティークミシン」を使って
みました。ところが、折り返しのところを縫っている時に布が厚過ぎたためか?ミ
シンを壊してしまいました。orz 基本的におもちゃのミシンですが、結構綺麗に縫
えるのでなんとか修理したいと思いミシンの勉強をしました。(笑)基本的なミシ
ンの動作がほとんど分かっていないので、改めてミシンの原理から学びました。中
学校の頃家庭科の時間に大雑把な説明を受けたような気がしますが、申し訳ないこ
とに全く理解していませんでした。orz 今はネットによい資料があると思って調べ
ているんですが、上糸をボビンをくぐらせる動作の説明くらいしか見当たらず糸送
りのタイミングとか細かいシーケンス動作の解説が見つからず苦戦しています。


おもちゃと思えないくらいの機構部です。

しかし、ミシンを発明・実用化した人は偉大です。恐るべきメカニズムです。身近
にはプリント基板に部品を0.06秒で実装するマシンとかありますが、200年前から存
在したのは感動します。特に針の先に糸の穴を設けた事が発想の転換で大発明だっ
たと思います。偉大な先人に感謝です。


シャフトをホールドする部品が割れてました。


お店を広げています。orz

原理を理解してからミシンの動作を診ると明らかに針と水平ガマの動きがダメでし
た。分解してみたら、針を上下させるカムの部品にひびが入ってシャフトがずれて
いたようです。PP用の接着剤を買ってきて直してみたんですが、ちょっと縫ってみ
るとやはりズレが発生してダメになってしまいました。接着剤では強度が不足して
たようです。対策として割れた部品をアルミで作りなおすとか考えましたが、最も
簡単な対策としてシャフトにネジ穴を空けて部品とシャフトをネジ止めにすること
にしました。工学部の通信課出身ですが、前の会社で機械工作もできるようになっ
たので、問題なく直せました。ダメになった時にモーターのトルクもコントロール
したほうが良さそうと思いつつ、臨時のフットスイッチでオフにすりゃいいと思い
サボりました。


シャフトと部品をネジで固定!

前回手縫いで作ったマスクと同じ型紙でマスクを作りました。今回は用心して厚め
に所はかっこ悪いですが、手縫いにしました。という訳でやっと完成!長かったです
ちなみにマスク紐を4/8に注文したんですが、未だに届きません。orz とりあえず
パンツのゴムを半分の幅に切って使ってみました。(かっこ悪いです)


ぁゃしぃマスク姿です。

2020年5月6日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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