安倍総理の功績を讃えます。

先週の金曜(8/28)安倍総理大臣辞任のニュースに驚きました。

持病の難病指定されている潰瘍性大腸炎で日本国の総理大臣としての責務を果
たすことができないと判断して辞職の決断をしたとのことでした。当日は、かなりの
喪失感で凹みましたが、第一期、第二期合わせて過去の総理大臣が成し遂げられ
なかった沢山の課題を解決されたことを讃えるべきでしょう。

とても残念なことにテレビなどを観ると目標だけで何も出来なかった総理大臣として
功罪の罪の部分だけを拡大して解説していた印象です。コロナウイルス対応にしても
「結果論」でいうと先進国でダントツの死亡者数で経済の落ち込みもGDPで-27%
程度でしのいでいることを評価するのではなく「断罪」している神経が分かりません。

個人的には、東日本大震災時の支援物資を届けたエピソートなどが好きですが、歴
史的に大きな功績と言えるものを挙げていきたいと思います。

2002年、小泉首相の北朝鮮訪問に随行し、小泉首相と金正日総書記との首脳会談
では「安易な妥協をするべきではない」と毅然とした対応で臨み、拉致被害者5人の
帰国は実現したものの内閣官房参与の中山恭子と共に北朝鮮に対する経済制裁を
主張し、拉致被害者を北朝鮮に一時帰国させる方針にも中山氏と共に頑強に反対し
た。対話路線などの慎重論を唱える議員が多かった中で、安倍氏の姿勢は強盗集団
の北朝鮮を許さないと首尾一貫していました..

第一に集団的自衛権の限定行使を認めた安全保障関連を成立させた事です。これ
により、米国に頼るばかりの片務的な日米同盟関係はより対等に近づいた。

次に機密を漏らした公務員らへの罰則を強める「特定秘密保護法」を成立させた。
これは各国との情報共有を進めるための法律です。あと「スパイ防止法」が欲しかった
ところですが・・・。

韓国の陰謀で「慰安婦募集の強制性」を河野談話のいい加減な根拠で作られたことを
白日の下にさらし、韓国との間で慰安婦合意も米国を立会人にしてテレビカメラの前で
合意を発表し、10億円の拠出を済ませた。これは「最終的かつ不可逆的な解決」のはず
が、相変わらず約束を破る国で、慰安婦合意も事実上ほごにされていますが、そのため
に米国を立会人にしたお陰で、常に韓国が大嘘をついていることがわかり韓国の信用
が無くなっています。これは、安倍氏の戦略の勝利です。

韓国の宣伝で安倍首相のことを歴史修正主義者であるかのように言いふらしていたが
韓国のウソが徐々にバレだしてアメリカだけでなく世界各国が韓国を無視しだした。北
朝鮮の金正恩すら文在寅大統領を信用しなくなっています。

これまで日本は韓国に対して非常に甘い対応を繰り返してきた。竹島問題に始まり、慰
安婦問題、レーダー照射問題、徴用工問題など、日本政府は「遺憾の意」を表明する程
度で、実際の制裁には至らなかった。しかし安倍首相はこれまでと異なる強い対応しま
した。フッ化水素、レジスト、フッ化ポリイミドの3品目に対するする輸出規制優遇、韓国を
「ホワイト国」から除外した。

アメリカの政府高官は「長年の安倍総理によるリーダーシップに感謝する」と述べた上で
「トランプ大統領と安倍総理の関係によって日米関係はかってないほど強固になった」と
いっています。各国のテレビは安倍首相辞任の報を受けて番組の途中にこのニュースを
入れて報じています。いかに安倍首相が世界の重要人物かを証明しています。

米国では安倍首相の以前までは非常にずるい国民だと誤解されていました。それもキッ
シンジャーの洗脳でアメリカ高官たちは誠実で正直な日本をまるで韓国人や中国人と同
じように考えていました。しかし安倍首相は世界中を回って日本を宣伝してきました
ついに5年前キッシンジャーの洗脳が溶けたオバマ米大統領が、日米は単なる同盟国で
はなく真の「グローバル・パートナー」だと宣言してくれました。(それまでの態度とは真逆!)

日本を悪い方向に引導しているのは、媚中派の政治家と左翼評論家であり、同盟国の米
国トランプは安倍首相の努力で既に中国共産党の正体を認識しています。
日本は、アメリカ、その他の自由主義の国々と力を合わせて、中国共産党の拡大主義に
抵抗しなければいけません。これは、かなり長期のタフな戦いになると思いますが、日本の
未来に非常に重要な事です。間違っても中国共産党側へ着くようなことがあってはいけま
せん。

正直って専門でもない分野ですので、沢山の功績の一部でしかないと思いますが、最後に
「反アベ政治」を叫び、自らの首を絞め続けたマスコミと反日野党の「正体」を国民に明らか
にしたことが個人的には最大の功績であるように思います。

2020年9月1日

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