リメイク音楽映画2本


映画「コーダ あいのうた」

聾唖者の家族のなかで唯一健常者である主人公をめぐる話です。
フランス映画「エール! 」のリメイク作品ですが、設定を変更してより分かり
やすくなっていたと思います。ずっと観たかったんですが、上映時間が合わな
かったりとやっと今日観ることができました。映画館で観る事が出来て良かっ
たです。そもそも地方では、観たい映画が上映されなかったり、上映されたと
しても上映回数が少なかったり、早朝や深夜だったりと結構ハードルが高かっ
たりします。それでも観れるだけ有難いと思っています。もっとも本当に観た
いものは、東京まで出かけたり輸入盤のBD買ったりしています。
今回も事前情報無しで観たら母親役のジャッキーが気になってキャストに
"Marlee Matlin"というのを観て「愛は静けさの中に」のマーリー・マトリン
(アカデミー主演女優賞受賞)だったのでさらに感動しました。映画は、アイ
アムサムと同じように本物の聾唖者を俳優に起用した「本物」の演技に圧倒さ
れました。映画を観ていると主役のルビーが大好きになるし、僕は父親のフラ
ンクに感情移入して観てました。アカデミー賞も幾つか受賞すると思います。


映画「ウエスト・サイド・ストーリー」

スピルバーグによる「ウエストサイド物語」のリメイク。思った以上にオリジ
ナルをリスペクト。音楽はほぼそのまま。音質や定位とかが今日的でしたが、
オリジナルスコアを使ったような音楽です。多少キャラクターを変えてあって
ドクの代わりのバレンティーナが前作のアニータ役のリタ・モレノが演じてい
たのが印象的でした。あと、ジェッツのリフが森山未來に見えて仕方がありま
せんでした。とにかくマリア役のレイチェルゼグラーとアニータ役のアリアナ
・デボーズは素晴らしかったです。でも、リメイクとしてオリジナルを越えら
れたのか?という点では厳しい感じがします。
何故リメイクをしたのか?気になったので\3000円くらいするパンフレット
を買って帰ったんですが、パンフというよりメイキング本でした。(爆)結局
リメイクした理由は分からずじまいでした。(汗)

2022年3月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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