SF小説とSF映画


宇宙船スカイラーク号

岡田斗司夫さんの「僕らの新しい道徳 」でSF小説に触れる文章があり、ロバー
ト・A・ハインラインやアーサー・C・クラークの名前が挙がってました。最近の
若い人はあまり読んでいないそうです。確かに地元の図書館とかの蔵書にもSFの
古典ってあまり無いような印象があります。ふと、自分はどんなSFを読んできた
のか?振り返ると小学校の頃読んだ「宇宙船スカイラーク号」シリーズが原点だ
ったと思います。改めて調べてみると実はSF小説の金字塔「宇宙のスカイラーク」
(1928)E・E・スミスを子供用に書き直したものみたいです。原書はSF史上初め
て人類が銀河系宇宙を越えて他の島宇宙にまで突入した記念すべき作品。天才的
科学者=アクション・ヒーローというスペース・オペラの定石もこの作品から流
行したんだそうです。

小学生の頃テレビでウルトラマンとかキャプテンウルトラとか観た影響も大きか
ったんですが、中学生になると筒井康隆さんや星新一さんの本を沢山読みました。
高校生になるとダン・シモンズの「ハイペリオン」やジェイムズ・P・ホーガン
の「星を継ぐもの」とか読みました。文庫本がどこかに眠っていると思うので、
また読み直したいです。

VFXが発達してきてSF映画のレベルも上がって来て、スターウォーズやブレード
ランナー、ターミネーター、スターシップ・トルーパーとか大好きでした。一般
的な評判や興収は今一つだったようですが、デビット・リンチ版のDUNE砂の惑星
も結構好きでした。で、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版のパート2が公開されたの
で観に行ってきました。


砂漠の救世主!

デューン 砂の惑星PART2
2020年のティモシー・シャラメ主演、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作の続編。
パート2だったので、案の定パート3へ続くとなりました。評判が良かったので
期待しすぎだったのか?VFXとかは、本当に世界最高峰の出来でしたが、中弛み
感が感じられて残念でした。個人的には、ごちゃごちゃしたものをもっと整理す
べきだったと思います。
一番の驚きだったのは、主人公の妹役でアニャ・テイラー=ジョイがでていたこ
とです。イメージ的に子供だったので意外でした。デューン 砂の惑星 PART2は、
リンチ版と同じく原作(砂の惑星)と同じところまで話が進みましたが、PART3
では、その先へ進みます。つまり砂漠の救世主まで描くという事です。大昔、原
作を読んだ事がありますが結構長かった(文庫本5冊!)記憶があります。続き
を図書館で借りてきたので読んでみます。砂漠の救世主は、文庫本2冊なのでさ
くっと読めそうです。(笑)

2024年4月1日

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