東京遠征2024夏 その2


「ゴジラ シネマコンサート&伊福部昭の世界」のポスター

ゴジラ シネマコンサート&伊福部昭の世界
8月11日池袋の東京芸術劇場へ観に行ってきました。
実は8月31日に伊福部昭FANTASY WORLDというコンサートがあり本当は両方
とも観に行きたかったんですが、今回はこちらだけとなりました。シネマコン
サートというのは、映画の映像を上映しながら音楽だけ生演奏を行うというも
ので、今回指揮をされた和田薫さんが以前「砂の器」のシネマコンサートをや
られてその動画を観て非常に感銘を受けてこちらを選んだという経緯がありま
す。東京芸術劇場のコンサートホールは、初めて行きましたが非常にレベルの
高いホールだと直ぐに分かりました。今回の席はD-14とちょっと前過ぎる印象
でしたが、楽器の位置が分かるくらいの席でした。演奏のパシフィックフィル
ハーモニア東京は、練馬で結成されたレベルの高いオーケストラでした。


自分の席からの景色

メインのゴジラ(1954)は、4Kリマスター版で驚くような解像度でした。久し
ぶりに全編観ましたが、感激新たに堪能させて頂きました。何より、生のオー
ケストラの音色が素晴らしく最初の一音から感動でした。普通のクラシックの
曲とは違って変ったトレモロ・グリッサンドとかの結構特殊な奏法もあり、実
際に観る事が出来たのは貴重だったと思います。効果音的なピアノの低い音を
スタンウエイのコンサートグランドで出す贅沢さです。


ワインヤード型の上質な印象のホールでした。

少しホールの特性のせいか音量が小さく感じられたもののコーラスなどのアン
サンブルも素晴らしかったです。最初なぜギターとハーモニカの方がいるのか?
不思議でしたが、冒頭の船上の船乗りさんの演奏シーンのためだったんです。
2部は、伊福部先生が21歳の頃作曲してパリの作曲コンクールで入賞した「日本
狂詩曲」の演奏。打楽器中心のアンサンブルでちょっとエキセントリックです
が、既に伊福部カラーが感じられる作品でした。最後は「SF怪獣ファンタジー」
(短縮版)モスラ、キングギドラのテーマに怪獣大戦争マーチをアレンジした
演奏でした。昔、サントラを幾つか買って聴いてましたが、新録音版の方が圧
倒的に聴き易く、生演奏はその数倍素晴らしかったです。ホールでオーケスト
ラの演奏を聴くってオーディオで再現するのって未だに難しいように感じます。


ルーム335の穴の名札

久しぶりの小穴 10年程前まで「335の穴」というヲタクプロジェクトに参加していて山中湖
のサウンドビレッジへ年に2回10年程通いました。(笑)それでも飽き足らず、
毎月新宿で飲み会をやっており、その名称が「小穴」でした。

toto_Ich(トトイチ)プロジェクト(仮)
先日の小穴で盛り上がって立ち上がりました!
totoの1stアルバムを全曲やるセッションを山中湖のサウンドビレッジで1泊
2日で飲み食いしながらやるというプロジェクトです。(笑)
という訳で久しぶりにtotoのアルバムを聴き直しました。とりあえず1〜4枚
目くらいを棚から探したら最重要の1stが見つかりません。多分聴いた後ど
こかへ忘れたに5000点です。"Blow By Blow"などは6枚くらい仕様違いを
持っているのに1st「宇宙の騎士」は、CD1枚しか持っていませんでした。


好きなtotoのアルバム

あるあるですが、見つからないCDをまたぽちっとして届いたCDは、2004年にリ
マスターされたやつでした。20年前のリマスターなのに記憶と結構印象が違う
のに驚きました。ギターの細かいところが聞こえます!もっと早く買い直せば
よかった!

2024年9月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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