平川丈二は最近こんなことを考えている！
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久しぶりに秘密結社の集会へ行ってきました。
２０数年前は、貸会議室の暗い部屋でぁゃしぃ会報と著作権侵害密造テープを
配布して研究成果をこっそり発表していました。あまりのあやしさに一度も集
会へ足を運べなかった方もいらっしゃったようです。（本人談）で昨日は、明
るい飲み屋さんを貸し切っての楽しい宴会でした。ほぼ２０数年ぶりの方ばか
りで多少エージングが進んでいるようですが、元気そうでよかったです。新し
い方も数名いらして次世代の活躍に期待する声も上がっていました。いろいろ
と話しているうちに昔のことが蘇ってきて楽しかったです。会報の編集・制作
にタダ働きで頑張った人たちの苦労話で盛り上がったり、集会へブルース・ガ
イチ、ジェイニー・クリューワー夫妻を招いて盛り上がる映像を上映したりと
盛り沢山でした。多分一番沢山お話しさせて頂いたNさんご夫妻の話が、最高で
した。Nさんは、プロのドラマーで現在はドラムの教師をされているそうで、奥
様が筋金入りのＡＯＲマニアで結婚当初は、ＡＯＲは好きじゃなかったそうで
すが、影響されてシスコのＡＯＲ推薦盤表示に騙されてレコードの総数は６０
００枚にもなっているんだそうです。奥様のＭさんの話もかなり面白くバブル
期にＯＬをされていて某ビルのフロアを貸し切っての忘年会だのタクシーチケ
ット使いまくりとかの話で大笑いさせていただきました。なにより周りに一人
もＡＯＲの話ができる人がいないのに一人でレコード屋回りしていた話に共感
しました。比較的ロックな人たちからの扱いが酷い時があったのは、僕も分か
ります。僕も嫁さんにＡＯＲって歌詞が女々しくて残念とか言われて黒の舟歌
くらいの大きな溝があります。Nさんご夫妻が羨ましいです。
メンバーの方々を見てて思いだしたのが、以下のコピペです。
AORクラブのメンバーってこんな人の集まりなんだと思います。
**************************コピペ
OLだった頃、会社で働いていた日本に超詳しいベルギー人が
言ったことに納得してた。
日本文化は身内受けの凝り性文化だそう。
外国文化に負けまいとしているのではなく、
世に意図的にインパクトを与えようとしているのでもなく、
今ここにいる同じ価値観を共有する仲間からの喝采を浴びたいと考える。
その結果、同じものを志す者同士の「これすごいだろ、おもしろいだろ」合戦
が始まり、そこで生み出される物が自然と研ぎ澄まされていく。
でもその競争は、敵対的なものではなく、お互いを尊敬しあいながら、
静かに深く進行していく。
そしてある日、偶然目撃した異文化出身の人間（外国人）から、
それがすごいものであることを知らされる。
ほとんどの日本人はその日が来るまで、自分たちが作り上げた物が
すごいものとは知らない。
もろもろの伝統文化、芸能、電化製品、アニメ、他、
みんな同じパターンで世界に広まっていった。
だから、日本がここまで発展してきたのも必然的なものだし、
この精神が衰えない限り、これからも日本は誰に頼まれることもなく、
知らないうちに勝手に世界にインパクトを与え続けていくだろうと。
**************************ここまで
FBのAOR倶楽部の管理人の力斗さんも参加してて、みんな応援してました。
僕も応援します。音楽業界が厳しいという現実がありますが、AORな方々を
応援していきたいです。
２０２４年１１月１日