以前からギターシンセってものが好きで、コルグの
X991に始まり、
GR−505
とGR70のセット、
アタッチメントを使ってのGR−505とGR−1とのセットと使用してきました。ニールショーンやジ
ェフバクスターが使用していたという事もあり、一時期メインのギターとして君臨していましたが、数年前
にやはり苦手なメイプルネックという事もあり、GR−505を手放してしまいました。以後、ストラト
にGK2を取り付けて時々使う程度でした。
ふとしたことから、GR500に興味を持ち(ジェフベックが使っていたという理由が大きい)なんとなく
改造してGRに繋いで使ってみたいという欲求が生まれてきて、ついつい中古で購入してしまいました。
ところが購入してみたら、トラスロッドが切れていて、ネックのソリの補正が全くできずに強力な弦高と
なってしまいました。いくら自分が高い弦高の設定が好きだと言っても限度があります。(笑)
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トラスロッドを交換するには、指板を剥がす必要があります。画像は、指板を剥がした状態です。
やはり素人の哀しさか?バインディングが、痛んでしまいましたが、気にしません。(爆)
#ショップでのリペアの場合、指板は作り直しになることが多いそうです。
トラスロッドとロッドを仕掛けて指板を張り合わせてできあがりと思ったんですが、接着面をすりあわせる
うちにネックのリシェイプもやってしまいました。オリジナルはかなり太めというか丸いグリップだったの
ですが多少薄くしてみました。参考にしたのは、手持ちのギブソンのレスポール古典!60年グリップって
思ったより薄いんですね。どうも恐くて思い切って薄くすることができませんでした。(笑)
また、機会があれば、再リシェイプするかもしれません。塗装もとりあえずクリアで行いました。
もろメイプル丸出しです。またリシェイプすることがあれば、色も合わせて塗り直したいですね。
自作の基板
コネクタは、13pinDINとギター用の2個
以前オークションとかでGR500の改造ギターというものを見たのは、単にP.U.を取り出せるようにして
あるだけだったようです。今回は、GR−30などの現行GRに接続できるように13PINのコネクタとギター
用のフォンジャックを付けてみました。GRの回路は、手持ちのGK−2Aを分解して定数などを調べました。
回路は、プリアンプが入っているだけなので、2023DDをGR用に、出力電圧とギター用に5532DD
を使用しました。S1,S2スイッチは、モーメンタリのトグルスイッチをP.U.セレクタの横に配置しました。
結局下の方の大きなコントロールパネルは、ギターのボリュームとトーン、シンセのボリューム、ギターの
出力のGRへの接続(もしくは切り離し、GKのon/offとは違う)スイッチのみとなりました。将来的にフェル
ナンデスのサスティナー(GR−500はオリジナルで同じような機能を持っていた!)を搭載するかもしれ
ませんが、なんとなく必要ないような気もしています。(スペース的には充分空いているんですが、P.U.取り付け
ると見た目が大きく変わってしまうのに抵抗があったりします。そうです。僕は、み〜は〜なんです。)
あと、ギター用のP.U.は、手持ちのギブソン(80年代くらい)に交換しました。カバーは、オリジナルの
ものを付けかえましたが・・・。
使ってみての印象ですが、GR−1と比べてGR−30は進化していますねぇ。それなのに、(中古で買いま
したが)2万円しないんですから、かなりお買い得でした。あと、P.U.の位置が普通のレスポールより
ネック寄りなので音色がちょっと変わってて面白いですね。このギターの特色が出ているかも?ハーモニックス
ばっちりなのに柔らかめのタッチがあり、普通のギターとしても活躍が期待できそうです。
335の穴というセッションでGR500を使った曲です。(汗)
2005年6月1日