命拾い



先月、交通事故に遭いました。

割と交通量のある、片側1車線の道路を自転車で走行中、丁字路から出てきた
クルマにはねられて転倒し、頭と膝を負傷しました。

割と交通量のある片側1車線の道路の左隅を自転車で走っていたところに見通
しの悪い丁字路からセダンのクルマが出てきたのを避けきれずに自転車側面と
クルマの正面で接触し、自転車は対向車線へ、僕の身体は、ほぼ前方へ飛ばさ
れて、側頭部と両膝、右手、左肩を打撲受傷しました。転倒後、一時意識を失
いましたが、直ぐに意識が戻り道路わきまで這って行きました。
場所が日赤病院の裏だったので、救急車に乗って3分で病院へ到着しました。

土曜の午前中で、他に患者がいなかったので直ぐに診察してもらえました。
以前、調理中に指を切って出血が酷かったのでタクシー呼んで病院へ行ったん
ですが、診察の直前に救急車が来て、そっちの患者を先に治療したおかげで
待合室で出血多量で死ぬか?と思ったことがあります。(爆)

そんなことをぼんやり考えながら、救急医の質問に応えたのですが、意識の障
害もなさそうなので、頭部のCTを撮りました。暫く、救急のベッドで休んだ後
CTの結果が現時点で問題なしということで、今後の注意事項(12時間以内に
気分が悪くなったり、意識が混濁したり、言語障害などが認められた場合、救
急車で病院へ来るようにということ、週明け月曜に通医院することなど)を
受けて約3時間で退院しました。

その後、約100m程離れた警察署で調書を取ってもらい帰宅しました。
頭部のこぶと膝の痛みはあるものの痛みの強さは、強い打撲程度に感じていた
ため、頭部のダメージ、特に脳内出血だけを心配しつつ、夜を過ごしました。
症状が出たら、即手術ですし、後遺症が残る可能性も低くはありません。下手
するとそのまま死亡と言うこともありえます。いろんな事を考えつつも意外と
ぐっすり眠ることができました。(爆)そのまま起きない事もありえたという
のに、全く良い性格です。朝、起きた時点で多分大丈夫と意識して、予定して
いた上橋菜穂子さんの講演会へ娘とでかけてきました。まぁ、講演会などの外
出は、問題無かったのですが、やはり、本当は自宅で大人しくしておくべきだ
ったらしく、痛みと炎症が強くなったため、処方してもらった痛み止めを飲み
ました。ところが、この薬で胃が気持ち悪くなったりしたため、服用を中止(
もし、脳内出血で気分が悪くなった場合、判別が難しい!)し、痛みを堪える
ことになりました。遅れて痛み出すところがあり、要注意です。当初ほとんど
痛みの無かった左足側面は、意外なほど重症で膝に水が溜り、未だに左足を引
きずる状態のままです。

また、運動もほとんどできない状態であり、体重が増加傾向に転じました。
食べる量を減らして行くしかないようです。

補償関係では、自転車のギアの調子が悪くなってしまいましたが、実は以前
クランクシャフトの交換で松本の自転車屋さんにお世話になった際、この自転
車に使用しているギアのメーカーであるサンツアーは、随分前に倒産しており、
現在では、保守部品も購入できない状態なんだそうです。つまり、壊れたら
お終いなんです。保険屋さんには、修理の領収書がないと補償できないと言わ
れているのでこちらは、難しいかも?大抵の場合、自動車と自転車の接触事故
だとフレームがNGになると思いますが、僕の自転車は、昔のカーボンフレーム
でしなやかで丈夫らしくフレーム自体は、問題なさそうでした。いまさら、ギ
ア全体を総入れ替えするほどだったら、安い自転車を買えるので、買い替えの
方向へ傾いています。もっとも、示談成立後(多分春頃かしら?)通院費など
を足して買い換えると思いうので随分先の話になります。
ちなみにこの自転車は、購入当時定価¥22万円、購入価格\18万円でした。
専用の靴(バインディング付き!)も持っています。(汗)

暫くは、嫁さんのパナソニックのピンク色のクロスバイクを借りて走ろうと思
います。(泣)

まぁ、ありうる可能性として、車に跳ねられて対向車線へ飛ばされて、そこへ
対向車が通りかかり、息の根が止まった可能性もあったり、転倒時に頭を最初
に道路へぶつけていたら、もっとシリアスな怪我になった可能性も高く、そう
いう意味では、不幸中の幸いというふうに考えています。こうやって文章を書
き込むことが出来るということ自体が、有難いということです。

しかし、怪我の痛みは結構きついです。でもなかなか仕事休めないんですよね。
どうも左足の靭帯を痛めたらしく、結構長引きそうです。以前バイクで転倒し
た際靭帯を痛めたことがありますが、約半年くらい駄目でした。今シーズンの
スキーは、無しになりそうです。

2010年12月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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