息子の勉強2



中2の息子が国語が苦手なのでマンツーマンでお勉強をとつきあいし、一時はそこそこ
成績アップしたんですが、ここ最近また中弛み状態に陥っています。(笑)

テストの回答などを見ると明らかに以前出来ていた問題ができていなかったり、問題を
読む注意力の不足が点数を減らしていることが分かりました。特に出来ていた問題がで
きなくなったという事はかなりの「脅威」です。以前、出口先生の本でも説明のあった
「復習の効率的な周期」を本格的に取り入れる為に「最新脳科学が教える高校生の勉強
法」 池谷 裕二 東進ブックス を購入し、早速効率の良い勉強法を勉強しました。(笑)


「最新脳科学が教える高校生の勉強法」 池谷 裕二

モーツァルトを聞くと短期的にIQが上がる
短期記憶から長期記憶に変わるかどうかの審査期間は約一ヶ月
身につけたばかりの新しい知識よりも、脳の中でじっくり寝かせた知識のほうが、
脳にとっては利用しやすい知識になる(レミニセンス効果)
一度にたくさんの知識を詰め込むと、記憶の干渉が起こり、覚えが悪くなる。
何か新しい知識を身につけたときには、その日に六時間以上眠る事が絶対に欠かせない
感情が盛んなとき、好奇心が刺激されているときは物事を記憶しやすい
おなかが減ってるとき、涼しいときの方が物事を記憶しやすい
○○ができたらご褒美。は心理学的に有効な手段
記憶とは失敗と繰り返しによって形成され強化されるもの
スモールステップ&パーフェクトマスターこそが最短最善
何かを行う時の集中力は初めと終わりに高くなる。
ある分野の理解の仕方を覚えると、他の分野に対する理解の仕方までもが上達する(学習の転移)。
よって、複数の教科を均等に勉強するよりもまず一つの分野を極める方が長期的に見て得策。
他の内容と結びつけて覚えると覚えやすい(ゴロ合わせなど)
覚えた事を他の人に説明してみると覚える
声に出したり紙に書いたりしながら記憶すると覚えやすい
学習の転移には「べき乗の効果」があり、勉強の成果はあるときになって突然爆発するかのように
あらわれる。努力の継続が大事。
方法記憶=魔法の記憶!理解の仕方を覚えて他の分野の理解も深めることができる

最も効率的な学習プラン
学習した翌日に、一回目
その一週間後に、二回目
二回目の復習から二週間後に、三回目
三回目の復習から一ヶ月後に、四回目

脳の記憶のメカニズムを基に展開された話は、説得力がかなりあります。
ただ、出口先生とかも指摘している通り、本人が「やる」と決断しないと意味がありません。
人間何事も「意思」とか「信念」が一番重要なんですね。

個人的には、ついでに購入した(汗)「面白いほど成功するツキの大原則」西田 文郎/著が
面白かったです。「運」を引き寄せるには、やはり「姿勢」が重要だと再認識しました。(笑)

2011年3月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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