戦争の臭いぷんぷん



日本のマスコミのニュースでは、全く見かけませんが、ネットニュースを読んで
いるとアジアで戦争が起こりそうな気配が強くなって来ている様に感じられます。
平和ボケの日本人には、何の事か分からないと思いますが、主役は「中国」です。

元々共産党の独裁国家で周辺国へ大変な圧力を与えています。勿論チベットやウ
イグルを侵略して民族浄化など残虐な行為を平然と行う国なのですが、ロシアと
の関係が強くなって、後方の脅威が減少したということもあり、海洋方面への進
出が強力になってきています。残念ながら現状では、ベトナムもビルマもフィリ
ピンも中国に対抗できる軍事力も財政力もないため、対処に困っているようです。
彼らは、日本に中国への抑止力を期待しているのですが、現在の日本は、全くの
役立たずです。かろうじてバックにアメリカがいるので日本への侵略は現状では
大したことありませんが、実際には着々と沖縄を我が物にしようと活動を続けて
います。平和ボケのあなた!ここは、笑うところではありません。彼らはマジで
やっています。日本と比べて力の弱い国々への中国の振る舞いを知る必要があり
ます。彼らには、国際法など屁とも思っていません。あくまで中華思想です。

ここで中国の悪行を紹介するのは、大変ですのでリンク先でお勉強をすることを
お勧めしますが、今回考えてみたいのは、戦争が勃発したら、何をするべきか?
ということです。現在の平和な世の中から考えもできないような混乱が発生する
と予想されます。素人の僕ですが、幾つかの想定されるシナリオで考えてみたい
と思います。

いずれの場合も中国の経済バブルの崩壊が戦争の引き金になると思います。
中国国内が混乱し、軍部が実権を握り、周辺国へ軍事侵攻する可能性が高いと思
います。海軍は比較的弱いので陸軍中心の侵攻になり、周辺国ベトナムやカンボ
ジアが対戦国になると考えられます。もうひとつの可能性として台湾への侵攻も
否定できません。クーデターを模して台湾の乗っ取りなどを仕掛ける事もありえ
ます。

これらの軍事衝突が、日本へどんな影響を与えるでしょうか?
まず周辺のシーレーンが航行不能になります。これにより中東よりの原油の供給
がストップします。アジア各地で生産している製品や部品の流通もストップしま
す。日本国内では、日常品のヒステリックな品不足に陥ると思われます。トイレ
ットペーパー3ヶ月分程度の備蓄を各家庭で早いうちにやっておく事が良いと思い
ます。ガソリンや灯油が買えない状況でも生活できるような準備も必要です。

台湾が中国共産党支配化になったら、数年以内に尖閣諸島の軍事侵攻もあると思
います。手口は南沙諸島と同じ手口でしょう。日本政府は、中国が石垣島あたり
まで侵攻するまでヌルイ非難に終始するように思います。この時点での朝日新聞
などの論調が楽しみです。実際にここでの対応が、日本という国の存亡に関わる
ポイントになると思っています。

一方TPPで日本市場を頂こうとするアメリカにも注意が必要です。トヨタなどの輸
出重視の企業を中心に参加推進を図ると思いますが、現状での参加は国益を著しく
損なう可能性が高いと思っています。まず現状の政府を見る限り「交渉力」が全く
期待できません。それは、「日米通商条約」の再来を予感させます。まぁ極端な話
ではありますが、当分韓国の状況を見守ってから検討しても問題ありません。
アメリカ自体も国民にTPPについてほとんど説明していないようですが、逆に雇用
率が低下する方向へ動いた場合(大いにありうると思っています)どう説明するん
でしょうか?オバマ大統領も再選はないということで、動いているのかもしれませ
ん。

2011年11月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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