日中関係


ネットで面白い書き込みがありました。 “戦わずにして中国に勝てる6つの方法”
いうもので、以下の6つの対策だそうです。

(1)中国の政府高官が所有する海外の銀行口座の残高を発表し凍結。
(2)米国のパスポートを持つ中国人官僚の名簿を公表。
(3)米国に住んでいる中国人高官の家族の名簿を公表。
(4)ロサンゼルスにある「妾村」を一掃。
(5)米国在住の中国人高官の家族をグアンタナモ刑務所に収容。
(6)中国国内の失業労働者などの不満分子に武器を提供。

なかなか笑わせますが、結構的を得ているとも思いました。

この直後というか?興味深いタイミングでニューヨーク・タイムズが、温家宝の巨額
な不正蓄財について報じていました。マスコミでは報じられませんが、中国各地で役
人の腐敗による蓄財や横暴な統治に対して凄い数の暴動が起こっているといいます。
それが、なんとか国の混乱のレベルまで行かずに留まっていられるのは、強権的な軍
隊(こういうものこそ暴力装置と呼ぶに足るものですね)と胡錦濤と温家宝の二人の
リーダーが清廉であるというイメージだったと思います。それを一気に崩壊させるニ
ュースじゃないかと思います。

尖閣諸島で日中が緊張状態にあるのも、尖閣諸島の国有化がきっかけというのは、全
くの言いがかりで着々と準備していた計画が進捗しただけだという印象があります。
数年前自分のHPの文章にも「中国は沖縄を中国のものだと言っている」とか書いてい
たんですが、その背景に日本の古書店街で中国人が古い地図を買い占めているという
ニュースやフィリピンなどでの中国の侵略の現実があったからです。日本人が考えて
いるスパンより長いスパンで中国は、考えていると感じます。

欧米での反日キャンペーンもその一環です。中国の勝手な虚偽を含んだプロパガンダ
は、お金に困っている名門新聞社を金の力で言いなりにして、広告なのか?記事なの
か?分かり難い広告をでかでかと紙面に出しています。そういう活動は意外と功を奏
していて、アメリカの識者と言われる人の中にも意識しているのか?いないのか?判
りかねますがプロパガンダが浸透しているような事を書いたり発言していたりします。
第二次大戦時の中国のアメリカでのプロパガンダがどれだけ効果(影響と言ってもよ
いです)があったのか、分かっていないのでしょうか?日本もお金を使ってこういう
プロパガンダに対抗すべきです。黙ってても碌な事はありません。世界中の人々に正
しい事も知ってもらわない限り意味はありません。

今月中国の指導部の入れ替えに伴う権力闘争の余波というものの影響が大きいのかも
しれません。中共左派で失脚した薄熙来(元党中央政治局委員兼重慶市党委員会書記)
の件に対する報復なのかもしれません。中国当局は火消しに躍起になっていますが、
これで国内の不満が爆発して、その目先を誤魔化す為に尖閣への侵略を強化するかも
しれません。民主党がどのように対応するのか分かりませんが、無事に乗り切る事を
祈らずにはいられません。

このように日本の平和憲法が最早通用しない現実に直面し、石原都知事が国政に復帰
すると発表しました。もしかすると日本復活の最後のチャンスかもしれません。
民主党政権による3年間で日本の疲弊度は、大変厳しい状態まで来ています。疲弊が
進めば進むほど復活への道は遠のきますから、一日も早い衆議院選挙が望まれます。

2012年11月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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