レスポール古典のP.U.を交換!


ギブソン レスポール クラシックプレミアムプラス(長っ!!!)

94年に購入していろんなところで活躍してくれた愛用のレスポール古典(クラシック)の
P.U.を交換してみました。交換したのは、聖萌・段漢、いやセイモア・ダンカンの定番の
組み合わせSH-2nとSH-4JBです。テレギブレプリカで御馴染みなのですが、レスポールに
搭載したもの、それも自分のギターに搭載したものを意識して弾いたのは初めてだったの
で、面白かったです。 (セッティングまで変えることは、自分のじゃなきゃできないで
すよね)


簡単なセッティング(リアとフロントのバランスをとった程度)での印象としては、リア
のJBは、ほぼ想像通り。フロントのSH-4nは、いい感じのブライトさがあり、好印象でし
た。まだ、爆音で弾いていないのでセッティングの詰めが必要でしょうが、ルックス(リ
バースゼブラ!) 含めて満足しています。


ポットの配線をリアとフロントを逆にしてあり、手前のボリュームは、リア用です。

レスポール古典をダンカンのP.U.に交換した時、配線作業をしながらハムP.U.の並列接続
の音ってどんな感じだったって?と気になってしまいました。ダンカンのP.U.が各コイル
の配線が出ているのでタップ配線が簡単にできるので、これまで使った記憶のない「ハム
P.U.の並列接続」(普通は直列接続)が妙に気になっています。(笑)


1981年ごろ渋谷の河合楽器で購入。本当はムーンサルトが欲しかった。(爆)

手持ちのギターでタップスイッチ搭載のものは、学生時代に活躍したカワイのF1jrくら
いで、実は配線を意識せずに使ってました。(爆)改めてカタログを見るとハム、シング
ル、シングルローカットのファンキーサウンドの3種類が切り替えられるとなってました。
実は、ハム、ハムローカット、シングルのイメージだったので、びっくりしました。本当
にそうなのか?と気になってバックプレートを開けて配線を確認するとやっぱり、ハム、
ハムローカット、シングルの切り替えみたいです。(大汗)


昔のカワイギターのカタログ


3ポジションスイッチの配線図。下でコンデンサキャンセル、中でコンデンサでハイパス、上で片方のコイルショート。

数年ぶりにF1jrを弾いてみたんですが、やはりネックが細くこれに慣れてしまうと他の
ギターが弾けなくなってしまいます。学生時代に非常な手荒い扱いにも耐える丈夫なスル
ーネック構造とか素晴らしいです。音的にも結構好きな音で当時OD-1とマーシャルでトレ
ブリーな音を出していました。ただ、シングルはともかくローカットの音はいまいち使っ
てなかったかも?(大汗)


なかなか売ってないSW付きロングシャフトタイプのポット

とはいえ、古典くんのハムを直列-並列接続を実現するには、どうすりゃいいのか?検討
しました。まずボディに穴開けるのは、並列の音を結局使わない場合取り返しのつかなく
なるので却下。順当な選択肢として6pのスイッチつきポットへ交換がありますが、レス
ポール用のロングシャフトのポットってなかなかありません。orz ギターワークスさん
でやっとみつけたんですが、1個\3000円、2個で\6000円+送料です。「お試し」
の割りに高いので、余っているプラ板をバックプレート型にカットして6pのスイッチを
2個エポキシで接着しました。(爆)お試しならこれで充分です。


\100円ショップで買ったミッキー・マウスの鏡の裏蓋を再利用!

で、早速試奏インプレッション!
ん〜、パワーが下がって気持ちハイが上がる感じですが、使い道的に微妙な印象です。
フロントとリアでは、巻き数が違うので特性が異なるはずなんですが、似たような傾向
で美味しい倍音が出るというわけでもないみたいです。ハイパスコンデンサを追加した
スムーステーパーボリュームの方が、実戦向きのように感じます。直列-並列接続改造
がいまいちポピュラーな改造にならない訳が理解できました。orz


ダンカンP.U.の取説に配線図が、付いています。便利!

てな訳で2〜3日使っていたら、エポキシで止めていたSWが外れてしまったので、今度
はハム-シングル(スプリット)切り替えに改造しました。音的には、並列より圧倒的に
使える印象でした。特にセンターポジションでは、ハーフトーンぽい音だったのは、驚
きました。暫く使って捨てがたい音と感じたら、SW付ロングシャフト・ポットを購入し
たいと思います。

2015年1月2日

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