VOX AD120VT をFC-50で制御する!その2


FC-50を自作のコネクタでAD120VTに繋ぐとプログラムを変えることができます。

先月VOXのAD120VTのプログラムをFC-50を使って変える簡単なアダプタを作りました。
お正月休みにArduinoのUNOを使ってアンプの表示に合わせたアダプタも作ってみまし
た。まぁ、Arduinoのボードを購入して早1年くらい経過して、未だに何もやってい
なかったので、これを機会に作ってみました。UNOのIO点数が、ほぼぎりぎりだった
(入出力がたったひとつしか余っていません!)のは、ご愛敬ですが、意外と嵩張り、
ケースに入れてみると結構大きくなってしまいました。入力6点、出力12点とPIC
マイコンで作ってもそこそこのサイズになると思われるのでやむなしでしょう。


ArduinoのUNOを使ったアダプタ。4×8の32種類のプログラムが使えます。

これまで簡単な電子工作は、PICマイコンを使ってました。
仕事で簡単な治具が必要な時など、PIC16F877を使えば、大体間に合ってました。
(IOが30点、AD入力も早くないですが8点、シリアル通信もできるので当時万能でした)
しかしながら通信はRS232Cだし(爆)、書き込みも秋月の10年選手のライターだったり
して、他のものも検討すべき時期という自覚がありました。で、その対象としてアマ
ゾンとかでお安くボードを売ってたArduinoがあったんですが、購入後長く放置されて
いたのいう体たらくでした。(大汗)何事もやってみないと分からないことが多く、
今回もArduinoの良いところ、いまいちなところを実感しました。

次回何かマイコンを使ってプログラムするとしたら多分「ミレニアムファルコン」の
電飾と効果音の制御になると思います。残念ながらArduinoのボードを機体内に搭載す
るのは難しそうなので、DIP18ピンのPIC16F648を使おうと思います。ライターも新た
にPICkit3を購入し開発環境を更新したいと思います。

今回失敗したのは、暫く秋葉原へ行く機会が無かったため、初めて松本電子部品さん
で7セグの大きめのLEDを購入したんですが、割高だった上に色を間違えてしまいま
した。でも、これまで足を踏み入れたことが無いお店に入った機会が得られたのは良
かったかも?(笑)

FC-50は、暖かくなったらKEMPER用に緑色に色を塗る予定なので、その時にDsubのコ
ネクタを増設します。というわけで、システムの完成は、春になる予定です。

実は、これを機会にAD120のメンテをやろうと思っています。
普通、信号管の劣化は少ないため、交換はあまりしないように思いますが、変な雑音が
最初の頃より増えてきているので、修理を兼ねて真空管の交換とかコンデンサの交換と
か計画しています。会社の先輩から頂いた、東芝のビンテージ管とかSOVTEKの12AX7WC
とか変えて遊びたいです。(笑)

2018年2月1日

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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