12/25は、 「午前十時の映画祭12【空の大怪獣ラドン4Kデジタルリマスター版】
東京現像所 清水俊文さんトークイベント付き上映」を観に行ってきました。
清水俊文さんは、1968年生まれでゴジラシリーズや日本沈没、ローレライなど
で助監督を務め、マリと子犬の物語では特技監督もやられて、東京現像所移籍
後、ゴジラシリーズのデジタルリマスターを担当された方です。シネマライツ
の柳島副支配人の企画で実現。毎度お馴染み柳島さんの私物の展示!(爆)
恒例の私物の展示
今回も強力なポスターや台本、チラシなどを劇場通路に展示されていました。
リマスター版ラドンは、BSで観たことがあったんですが、さすがは映画館で観
ると違います。細かいところが見え過ぎです。あと、気づいたのは他の作品と
記憶が混ざっていました。今回阿蘇山から観光客が避難するシーンは、「三大
怪獣 地球最大の決戦」の阿蘇山頂のシーンのイメージでした。同じ産交バス
でもちょっと違ってました。
トークショーの図
トークショーでは、司会を柳島副支配人が担当して、マニアの勘所を押さえた
インタビューでなかなか面白かったです。質疑応答では僕も質問させてもらい
「クリアな映像で釣り糸がくっきりなんですが、消してしまおうという欲望は
出てこなかったんですか?」に対して「消すのは後でも出来るので、今回はど
のように吊っていたのか?分かるようにしました」と未来を見据えた回答でし
た。リマスターに際しては各作品でテーマを決めて対応したと言うお話でした。
フォトセッション風景
なにより清水俊文さんの特撮愛が伝わってきて嬉しかったです。リマスター版
は幾つか観ましたが、いずれも映画館で観た時より高画質だったと思います。
イベント終了後、通路の柳島コレクションの前でフォトセッションで暫く楽し
い時間を過ごしました。
2023年1月1日