僕は映画が大好きです。

東京都立川市の「シネマシティ」は、ご存じですか?初めて日本人が建てた
THXスクリーンを持つ映画館です。THXスクリーンってなんでしょう?ジョー
ジ・ルーカスが、中心になって作った映画館と試写室の音響などについての
スペックです。はっきり言ってスゲーいい音がします。現在日本には、たっ
たの3館しかありません。(立川、岸和田、海老名、試写室では、イマジカ
のみ!)この数字は、香港、シンガポール、マレーシアなどと比べると恥ず
かしい数字だったりしますし、それに対して払っている入場料の高さも恥ず
かしいものがあります。昔、中央線沿線の三鷹に住んでいたとき、年々少な
くなっていく映画館がとても悲しく感じられました。

 僕は、映画が大好きだったのです。
子供の頃、近所の映画館で昼寝をしたりして過ごしていました。その映画館も
ピンク映画館になり、いつのまにか消えていきました。時代がテレビ、ビデオ
の時代となり、映画というものが古いメディアとなっているようです。果たし
て映画は、このまま古いメディアのまま消えて行くものでしょうか?
否!そうでないと願います。将来家庭の映像システムのクオリティはかなりの
進歩を果たすでしょうが、すべての家庭にシアタースケールのシステムが入る
とは考えにくく、やはりシアタースケールのシステムとしての映画館のニーズ
は残るのでは?と思います。ただし、そのクオリティは高いものとしての要求
があることは明らかです。コマ数は、最低60コマ以上で超大型スクリーン、ボ
ディソニックを備えた全周方向サラウンドシステム、快適な座席、気持ちのい
いサービス、コンビニエンスなロケーションと払うお金に見合うものが望まれ
ます。言うまでもなく上映される映画自体も素晴しくなければいけません。
僕は、もっと日本映画に頑張ってもらいたいと思います。最近、なんだか自分
で業界の壁を作っているように思います。日本アカデミー賞なんていらないか
ら、もっとハングリーなワクワクするような映画を制作して欲しいです。
アニメやマンガの世界では、素晴しい才能のアーチストが登場しているという
のに、テレビドラマとの差別化のできないままでは、本当に映画の未来はない
と思います。最後にもう一度、「頑張れ!日本の映画産業の人達」

付録 「平川 丈二が好きな映画ベスト10」

1.冒険者達      う〜ん、永遠の三角関係!
2.グラン・ブルー   これを見るたびに海の近くに住みたいと思います。
3.風の谷のナウシカ  初めて見たとき、ブッ飛ばされました。
4.スターウォーズ   スペースオペラの金字塔ですね。
5.七人の侍      黒沢明の最高傑作ですね。
6.ローマの休日    オードリーって、不幸な子供時代を送ったみたいです。
7.天空の城ラピュタ  子供趣味みたいですが、冒険ものが好きです。
8.市民ケーン     高校の頃映研だったので大変影響受けました。
9.砂の器       親と子供の絆ものに弱いんです。
10.サボテンの花    アメリカン・コメディも好きです。

 映画「12人の怒れる男」のパロディ?
「古畑任三郎」の三谷幸喜の脚本で、僕はオリジナルもこっちも大好きです。

平川丈二は最近こんなことを考えている!
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